【ギターレコーディングの始め方】初心者が陥りやすいポイント
今回は、「ギターレコーディングの始め方、初心者が陥りやすいポイント」についてお話したいと思います。
早速ですが皆さんはレコーディングについてどんな印象をお持ちでしょうか?
「沢山の機材を揃えなければ」
「レコーディング用の完璧な環境を作らなければ」
「あらゆるソフトを使いこなす編集技術を手に入れなければ」
そんな印象はないでしょうか?
実際私は自分でレコーディングを始める前、そんな印象を持っていました。そんな私の体験談を交えてお話しさせて頂きます。
♦必要な機材を調べました
私が自分でギターのレコーディングをしてみようと思った時、まず初めに必要な機材について調べてみました。
マイクが必要だろうな?とは思っていましたが、その他のことは全く分かりませんでした。
調べていくと
「沢山のマイクの種類」
「オーディオインターフェース」
「DAW」
「プリアンプ」
「モニタースピーカー」
「ヘッドホン」
「ミキサー」
「MIDI」
「吸音」
等々聞き覚えのない名前がずらりとあって、各機材の中でも色々なメーカーがずらりとあって、同じメーカーでもグレードがずらりとあって、という感じで訳が分からない状態でした。
こんなにも沢山の機材が無ければ、ちゃんとした音はレコーディング出来ないのか!
と思う一方で、
こんなに無くてもそこそこ出来るんじゃないの?
という簡単な考えが浮かび、私が一番最初に揃えたのは「ダイナミックマイク」と「オーディオインターフェース」そしてオーディオインターフェースとセットになっていた「DAWソフト」のみでした
そしてその機材を使ってレコーディングを始めてみた結果、「とても人には聴かせられない、、、」というものが出来上がり、そこで思ってしまったんです。
「やっぱり良い機材が必要なのでは?」と。
♦それから機材集めが始まりました。
他の種類のマイクも買って2本のマイクを使ってみたり、もう少し高いオーディオインターフェースを買ったり、プリアンプ・モニタースピーカー・ヘッドホン・ミキサー・吸音材等々色々なものを揃えてみました。
なんですが!いっこうに良い音が撮れなかったんです。
実はその時の私は、初心者の方が陥りがちなポイントにハマってしまっていたんです。それは何かといいますと、
「機材を揃えただけで、全く使いこなせていなかった。レコーディングの技術が全く向上していなかった」
というポイントです。機材を使いこなせないうちに、さらにたくさんの機材を増やしていってしまったので、余計に訳の分からない状態に陥っていたように思います。
♦どうやって解決していったのか?
ではどうやってその状況から脱したのか?というのが今回最大のポイントなのですが、私は最小限の機材のみを使うという方法で、機材の扱い・セッティングの方法を学んでいきました。
その時実際に使ったのは「コンデンサーマイク」「オーディオインターフェース」「DAWソフト」「ヘッドホン」とそれらをつなぐケーブル類のみです。
マイクをセッティングするだけでも、ギターとの距離や角度などによって音色は異なってきます。実際にヘッドホンで音を聴きながら、どんな音が撮りたいのか?理想に一番近いマイクとギターの関係性を見つけましょう。
それに応じでオーディオインターフェースのGAIN調節にも挑戦をしていきます。
そしてDAWソフトのプラグインについてですが、これも最小限のプラグインを使いこなしていくのが良いと思います。私はEQとROOM REVERBのみのセッティングから使い方を学んでいきました。
調べれば調べるほど、「ノイズが消える?」「音が均一になる?」等色々なプラグインの紹介を見つけることが出来ます。なんですが、先ほども言った通り初めからその全てを取り入れるのはとっても難易度の高いことです。一つずつ使い方を学んでいきましょう。
またEQなどのセッティングは、とりあえず書籍などに載っているセッティングをそっくりそのまま使って学んでいく。というのがお勧めです。
最小限の機材でも曲の完成を目指して挑戦していけば、それに見合った十分なクオリティのものが作れるようなってくると思います。
その頃には自分に必要な機材や技術がしっかり判断できるようになっているはずです。
私の体験談と交えてご説明させて頂きましたが、これが今回皆さんにご紹介したかった「ギターレコーディングの始め方」です。
最小限の機材のみでレコーディングをしてみる。1曲完成させてみる。ということから是非始めてみてください。
もう一度説明します。初めてのレコーディングで「上手くいかないな」と思った時、機材を増やしたり、DAWソフトの色々なプラグインを増やしたりするのはいったん待ってください。そしてもう一度マイクのセッティングからやり直してみましょう!それを繰り返していくことで、あなただけのサウンドが見つかるかも知れません。
ということで今回はここまでにしたいと思います。
また次回よろしくお願いします。
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